永遠に消えない光をつくる ―「銀河の煌めきシリーズ」誕生の裏側―
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宇宙に込めた想い
SORAが作る宇宙には、どんな思いが込められているのか。
今日は少しだけ、そのお話をしたいと思います。
僕にとって“光”は、作品づくりの根底にあるテーマです。
どんなに暗い夜の中でも、星は必ず輝き続けている。
その光は、どんなことがあっても消えない――希望の輝き。
宇宙をガラスに閉じ込めたいと思ったのは、そんな光を形にしたかったからです。
それは自分自身への支えでもあり、誰かの心をそっと照らすものであってほしい。
だから、僕が作るすべての作品には「希望を感じる光」が込められています。
銀河の煌めきが生まれた瞬間
その中でも、「銀河の煌めきシリーズ」は“光の表現”に特にこだわった作品です。
ある日、まったく別の作品を作っていたはずが、
気づいたら手が自然に違う動きをしていて——。
その瞬間、偶然にも新しいガラスの素材と出会い、
今までにない輝きを見せてくれました。
最小サイズでもリアルな宇宙の奥行きを感じられるように、
光の反射や層の重なりを緻密に計算しています。
このシリーズは、まるで銀河が静かに瞬いているような、独特の輝きを放ちます。
技術よりも、大切にしていること
正直に言うと、僕は他の作家さんのように“高度な技術”を誇れるわけではありません。
でも、僕の作品には「感性」へのこだわりがあります。
ガラスの中に感じる神秘と希望――
それを“光”として形にすることが、僕にとっていちばん大事なことです。
だからこそ、ロスト(販売に至らない失敗)も多く、数をたくさん作ることはできません。
けれど、そのぶん一つひとつが特別で、同じものは二度と生まれない輝きを放っています。
永遠に消えない光を、あなたへ
銀河の煌めきシリーズは、SORAが追い求めてきた“永遠の光”を最も象徴する作品のひとつです。
この光が、あなたの心のどこかを少しでも照らせたら――
それが僕のいちばんの願いです。